厚底シューズ
近年シューズは凄い進化を遂げました。
数年前までは大会は薄底シューズが主流でしたが近年では厚底シューズに変わりました。
箱根選手を始め、トップ選手は皆厚底シューズを履いてます。 いや市民ランナーもですね!
ランナー全てが厚底シューズを履く時代になりました。
今日は厚底シューズのメリット、デメリット、オススメシューズを紹介します!
厚底シューズメリット
厚底シューズのメリットは何と言っても怪我がしにくいという点です。
薄い靴だと反発があり軽いので推進力が生まれ速く走ることができましたが、足への負担大きいデメリットがありました。
しかし厚底シューズはクッション性も高いので、足への負担が軽減の他、カーボンプレートにより反発をアシストしてくれます。
薄い靴でもプレートはありましたが厚いソールとの組合せによって今まで以上に走りのサポートをしてくれるようになりました。
足が勝手に進む、後半の疲れが軽減された等の話は良く聞きます。
私も後半の疲れが軽減されたお陰でマラソンで最後まで同じようなペースで走れました。
だいたいの市民ランナーはカーボンプレートの恩恵よりソールの厚さにより後半の疲れ軽減が高いと思います。
厚底シューズデメリット
箱根選手のほとんどはナイキの「ヴェイパーフライ」「アルファフライ」を履いてます。
今回の箱根駅伝でもナイキ62%、アディダス18%、アシックス15%、その他5%という結果でした。
この結果からしてもやはりナイキがいいのでは?という方も多いかと思いますが正直、トップ選手が履くシューズは履かない方がいいです。
理由は箱根選手、トップ選手はこの靴を履きこなせるように体幹トレーニングなどしてます。
トップ選手でもトレーニングをしないと履けないということです。
特にナイキはソールに「ズームX」というソールを使ってますが、とても柔らかくカーボンプレートの恩恵を受けやすい上にクッション性も高いと凄い素材です。
ですがこのソールは柔らかい為に最初はいいのですが後半身体のバランスが悪くなった時に着地が上手くできず逆に前に進まなくなります。
また足の接地場所も変わる為、膝への負担も大きくなります。
知り合いの接骨院の先生はナイキの靴を履くようになったら怪我をしてしまったという患者が多くなったと言います。しかも同じところ。。。
なのでトップ選手が履く靴は凄い靴ですが、それに耐えれる、対応できる身体作りが必要なのです!
オススメシューズ
上記で申し上げましたが厚底シューズにはメリット、デメリットがあります。
デメリットでナイキの「ヴェイパーフライ」などはトップ選手が履く物と言いましたが、市民ランナーにオススメな靴はどんなシューズが紹介します。
ナイキ
ズームフライ5
カーボンプレート搭載でヴェイパーフライと同じプレートです。
違うのはソールがです。少し固めですが湾曲になっている為、推進力がうまれます。
また少し固めなので「ズームX」より体幹などの筋肉は必要ないので、最後まで安定して走れます。
私が初マラソンで2時間28分で走った時もズームフライでした!
アディダス
アディゼロ ボストン11
「ライトストライクプロ」という素材のソールを採用しており、この素材はとても軽い上に高反発のある素材になります。
アディゼロジャパンという良いシューズもありますがアディゼロジャパンは前面にしかライトストライクプロを使ってません。
またソールの厚さもボストンの方が厚さがありクッション性にも優れています。
また靴底のラバーはドイツタイヤメーカーのコンチネンタルと開発したラバーを使っている為、ナイキよりもグリップ力があるので踏ん張りもききます!
個人的には一番オススメ!
アシックス
MAGIC SPEED2
カーボンプレート使用しておりマラソン向けに開発されております。
またアシックスは日本メーカーなので一番日本人に合ったシューズです!
上記のメーカーはいずれも海外メーカーなので外国人向けで開発してます。
日本人の足は幅が広い特徴があり海外メーカーの靴だと圧迫感を感じる場合があります。
また骨格も違いますので日本人に合ったシューズを選ぶなら間違いなくアシックスでしょう!
カーボンプレートも入っており、ソールも湾曲しているので足が勝手に進む感覚が味得るでしょう!
まとめ
近年シューズの進化は急速に発展し厚底シューズを履くのが当たり前になりました。
少し前までは大会は薄底シューズでしたがナイキから厚底シューズが発売され爆発的に浸透しました。
しかしナイキ等が出しているトップアスリート向けの厚底シューズは市民ランナーには履きこなすのが難しくデメリットになる場合があります。
市民ランナーは価格として2万円以下シューズがベストでしょう!それ以上のシューズは宝の持ち腐れになり効果はいまいちというよりマイナスになります。
素晴らしいシューズが発売されてますがトップ選手が履いているから自分に合うとは限りません!
シューズの性能を把握して買う価値があるか調べてから購入しましょう!